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ウラシマソウは、サトイモ科の山野に林に生える多年草です。葉はふつう1個で、小葉は長楕円形で光沢があり、 11〜17個からなる鳥足状複葉です。葉の下にのびる茎のように見えるのは葉柄で、高さは30〜60cmです。葉柄の基部から花柄をのばし褐色の仏炎苞に包まれた花をつけます。

ウラシマソウ
花は3〜5月に開花しますが自体は外からは見えません。仏炎苞をめくると、中に肉穂花序(にくすいかじょ)が顔を出します。雌雄異株で、葯を多数つけているのが雄花で、緑色の子房がびっしりつくのが雌花です。若いウラシマソウの株は雄花をつけ、不思議にも成長すると雌花に性転換します。花序の先の付属体は長く外にのびて、先は垂れます。これを浦島太郎の釣り糸に見立てて、「浦島草」の名前があります。ウラシマソウの根茎は一種のサポニンを含み有毒です。しかし多量のデンプンを含むので、これをすりつぶして何回も水にさらし、デンプンをとり食用とすることができます。本州西部〜九州にはナンゴクウラシマソウが分布し、付属体基部が黄白色に肥大します。
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