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トンボは、体は細くて短く羽が幅広い変わった体形の生き物で、全世界に約5000種類、そのうち日本には200種類近くが分布しています。2cm足らずのハッチョウトンボから、15cmほどのイトトンボの一種まで、大きさも様々な生き物です。
トンボは不完全変態の昆虫で、卵 - 幼虫 - 成虫という成長をします。幼虫はヤゴと呼ばれ、えらをもち、幼虫期は淡水中で過ごす水生昆虫です。トンボのひとつ目の不思議は、大変目が大きく成虫の頭部の大半を複眼が占めます。箱形の胸部には、発達した長い2対の羽を持ち、それぞれを交互にはばたかせて飛行します。羽ばたきの不思議は空中で静止することもできます。
トンボの食性は肉食性で、カ、ハエ、チョウ、ガ、などや、他のトンボや飛翔昆虫などの生き物です。獲物を捕える時は、6本の脚をかごのように組んで、獲物の生き物を空中でをわしづかみにして捕食します。捕えた獲物を逃さないように、脚には太い毛が多く生えていて、鋭く発達した大あごの付いた口で、獲物をかじって食べます。トンボの不思議二つ目は頑丈に見える足ですが、枝先にとまったり、捕獲用に適した足で、歩くには向いていません。少しの移動でも羽根を使って飛ぶ事が多いようです。次のトンボの不思議は羽根は一枚だけが消失しても飛ぶことが出来る事です。。

ルリイトトンボ
ルリイトトンボは北海道から本州の岐阜以東に生息します。大変きれいなイトトンボで、北海道では平地で見られるが、本州中部では高原のきれいな池に住みます。イトトンボの仲間の不思議は、羽を閉じてとまり、その名のおとり腹が細くきゃしゃな体つきをしているのが特徴です。ベニイトトンボ、キイトトンボなど、色をその名に持つものも多い生き物です。

モノサシトンボ
モノサシトンボは北海道から九州に生息します。成熟したオスの腹部の節が薄い青色でよく目立ちます。不思議な名前は、まるでものさしの目盛りの様に見えるのが名前の由来です。また、足に白くて長い毛がはえていてよく目立ちます。この毛はモノサシトンボ科の特徴です。林の近くの小さな池や沼に多く、産卵はオスがメスの胸部を掴だまま行われます。

ヤエヤマハナダカトンボ
ヤエヤマハナダカトンボは、西表島に生息し、種名のハナダカは鼻が高いという意味で、頭の先が複眼より飛び出している不思議な顔をしてます。イトトンボの仲間ですが、この不思議な形態からハナダカトンボ科に分類される生き物です。この科は熱帯で繁栄している生き物で日本では小笠原と西表に2種だけが知られる生き物です。オスはいつも渓流の近くの枝先などにとまり、縄張りを張っています。
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