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タツノオトシゴ    イバラタツ     オオウミウマ
タツノオトシゴの仲間の生き物は、世界に33種、日本では8種が生息し北から南までの海にほとんど生息します。タツノオトシゴの多くは、浅い海に生息する生き物です。オオウミウマなどは汽水域に生息し、大きく成長すると30cm近くになる物もいます。水深、わずか30m程度の水深にすむ不思議な種類のタツノオトシゴもいます。
タツノオトシゴ体の不思議は、体に対して直角に頭があり、前傾しています。耳あたる部分に胸ビレがあり、エラはその後ろにあります。タツノオトシゴには背ビレと小さな尻ビレがあり、腹ビレはありません。オスのタツノオトシゴの一部には、尻ビレが無いものもいます。また、尾ビレは退化してますが、尾を大きく曲げ、海藻などに巻き付くことができるのが、タツノオトシゴの不思議な特徴です。
タツノオトシゴの外見は、硬く見えますが、意外に硬くなくゴムのような感触です。骨板とよばれる硬い皮膚で覆われ、うろこはありません。輪の様に体を取り巻く事から体輪とも呼ばれる骨板は、種類の判別に役立ちます。タツノオトシゴは、肉食性で、小魚や動物プランクトンなどの生き物を食べます。
一番の不思議はタツノオトシゴはオスが子供を産みます。 実際の出産ではなく、タツノオトシゴのオスの腹部にある育児嚢という袋から、子供が生まれ出てくる様子からそのようにいいます。交尾も不思議で、メスが輸卵管をオスの育児嚢に差し込みその中に産卵します。
タツノオトシゴのオスは育児嚢の中に卵を預かり、やがて10日から1ヶ月半ほどで孵化した稚魚がオスの育児嚢から出てきます。この様子が、オスが出産している様に見えるから不思議な生き物に思われてます。
タツノオトシゴの子供は、この時すでに10mmから20mmで大人と同じ形をしています。
タツノオトシゴの稚魚はふ化後もしばらくは育児嚢内で過ごします。
また、外見はタツノオトシゴと良く似ているヨウジウオやシードラゴンの仲間は、育児嚢が未発達で、オスがメスから受け取った卵はむき出しの状態です。


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