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ペリカンは、大型〜中型の水鳥で、足は短くて体の後部につき、4指がすべて水かきで繋がっています。そのため泳ぐこと、潜水すること得意で、翼も大きくて、飛行もたくみです。くちばしの長いものが多く、下くちばしから喉には、伸び縮みする喉袋をもち、ペリカン科でももっとも発達しています。
アメリカシロペリカンは、カナダや合衆国北西部の湖で繁殖し、冬季はカリブ海沿岸、カリフォルニアからコスタリカの太平洋沿岸で過ごします。大群になり、最低でも5000ペアのコロニーで繁殖します。オスは繁殖前から上クチバシに角のような突起ができ、繁殖期が終わると消えます。巣は、アシの枝や石などを積んで地上に作ります。樹上にはとまらず、小島や水辺にねぐらを取ります。野生で16年、飼育下では34年生きました。
カッショクペリカンは、唯一の海洋性ペリカンで、海岸や河口、湾などに生息します。他のペリカンと異なり、ダイビングで潜水し、水中でクチバシをあけて魚を捕ります。沿岸や小島にコロニーで繁殖し地上にも樹上にも営巣します。オスは、枝などの巣材をメスに渡す求愛ディスプレイを行います。孵化後約1週間は、親がよく消化したエサをヒナに吐き戻して与えます。定期的な渡りはしませんが、エサの不足時に移動することがあります。
コシベニペリカンは、淡水から汽水、海水まで様々な水辺に生息します。1日900〜1200gを食べます。周年繁殖しますが、雨季のあとが多く、20〜500ペアのコロニーで樹上に営巣します。ヒナは孵化後約84日で飛べるようになりますが、3〜4年で性成熟します。定期的な渡りはしませんが、幼鳥の分散と、水不足の時に、水辺の繁殖地を求めての移動が見られます。
コシグロペリカンは、内陸や沿岸の広々とした湖や潟などに生息、小島や水辺で繁殖します。地面や低い樹上に草を重ねて営巣します。ヒナは孵化後2週間で、親の喉袋に頭をつっこんで、吐き戻されたエサを食べるようになり、約3カ月で飛べるようになります。魚が主食で、ザリガニやテナガエビも食べますが、ギンカモメやハイイロカモメ、それに小さなイヌを食べた報告をあります。乾季にニューギニアなどへ渡るものもあります。
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