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ミズクラゲの生息域は、全海洋の温帯から熱帯地域で、主に海岸沿いで見られる生き物です。クラゲの不思議は塩分が濃いと傘が丸みをおび、薄いと傘が平たく変化します。傘の厚さで塩分濃度がわかる不思議な生き物です。
クラゲは刺胞から出される針を使って獲物を刺し、毒でしびれさせますが、ミズクラゲの刺胞は弱く、殆ど無毒で人間にとって全く害はありません。
クラゲの雌雄の区別は、傘の中に四つの円が 白く見えるのが雄クラゲ(精巣)、褐色などに色がついているのが雌クラゲ(卵巣)です。
クラゲの円の内側は胃で、食べた餌がたまっていくのを見る事ができます。細かい毛でできた鞭毛と呼ばれる物がクラゲの体の表面に生えており、狩猟用の粘液があります。クラゲは、この粘液で捕獲後、鞭毛を使って胃袋に運んで消化します。ミズクラゲの消化の不思議、“腔腸(こうちょう)動物”と呼ばれ、口から食べた餌は体の中で消化し、肛門がないので、消化できなかったものや、カスは口から吐き出だします。
クラゲの繁殖の不思議@、
クラゲ→プラヌラ→ポリプ→ストロビラ→エフィラ→クラゲの順に変わっていくのが普通の形態のクラゲですが、プラヌラから直接エフィラができることもあります。
プラヌラは“有性生殖” という繁殖方法で、成体クラゲのオスクラゲとメスクラゲの交配より産ます。 クラゲの繁殖の不思議A、
これに対して岩などに付着して生活している“ポリプ”の段階では、着床先から根を伸ばし、更にその根の 先から新たなポリプが現れます。条件がよく、餌が豊富であれば、「根」を次々に伸ばし、その「根」から発芽し、たちまちポリプだらけになってしまいます。
ポリプは“無性生殖”という繁殖方法で、元のポリプと全く同じ遺伝子を持っており、“天然のクローン”の生き物です。
クラゲの中でも、有性生殖と無性生殖を経て繁殖するミズクラゲは、変わった不思議な生態の生き物と言えます。
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