 |
ヘビはトカゲ類の足が退化させて誕生した不思議な生き物で、全世界の熱帯・温帯を中心に森林、草原、砂漠、川辺、海などさまざまな環境で3000種類ほどのヘビが生息します。地上、樹上、浅い地中、海中など生息場所も様々です。ヘビの胴と尾は、総排出口を境に区別されます。
ヘビの体の不思議は、視力は人間などに比べると弱いが、その反面嗅覚が発達しており、舌をひらめかせ、においを感じ取って獲物の生き物を追います。ヘビの中でもマムシやハブなどは、目と鼻のあいだに赤外線(生き物の体温)を感じ取る不思議な器官"ピット"(赤外線感知器官)を持っています。
ヘビの食性は肉食性で、主食はシロアリ、ミミズ、カタツムリ、カエル、ネズミ、魚類、鳥類などの生き物で種類によって異なります。大型のヘビではシカ
やワニまでも捕食することがありますが、ヘビは変温動物で体温調整が必要がないため、食事の間隔は数日から数週間ほどであります。

アオダイショウ 卵を飲むアオダイショウ
アオダイショウはシマヘビとよく似た4本の縦縞模様がありますが、シマヘビほどはっきりとしていません。ヘビは木登りがかなり得意で、木の枝なども移動して木の上の鳥の巣やカエルなどを襲うこともあります。垂直な幹も素早く登っていきます。ヘビの消化の不思議は、鶏卵など大きな卵も呑み込み、お腹の方まで呑み込むと体をくねらせて上手に卵を割ります。
ニホンマムシ
ニホンマムシはやや太短いずんぐり体型をしてます。三角形の頭部に、赤褐色の体色、左右に楕円形の暗色斑があります。斑紋の中心に暗 色の点があります。マムシの不思議は、子供のマムシは胎生で生まれる事です。幼蛇(生まれたてのヘビ)の尾は赤から黄色で、これをルアーにして餌になる生き物を寄せると言う説もあります。
強い出血毒を持つ生き物で、死亡例を含めて咬傷例が毎年多く報告されます。小型のヘビであるため致命傷になることは多くありませんが、傷口から周辺の筋肉などを壊死させ果ては腎不全を起こして死に至る場合もあります。。
パラダイストビヘビは、主に東南アジアに生息し、体長は100cm〜120cmぐらいです。パラダイストビヘビは生活環境は樹上性で、樹上性のヤモリや、トカゲ、カ
エルなどの生き物を食べます。パラダイストビヘビの不思議は、木の枝先から空中を滑空する事です。名前は「飛び」ですが、実際は滑空する生き物で、その時、肋骨を左右に開き腹をへこませて、胴体を幅広く平らにします。これにより、全身が下の空気の圧力をいっぱいに受けるので、空中に浮く時間が長くなります。ヘビが空を「飛ぶ」シーンも不思議ですね。
|